
tekowaです。第1部では、コンビニに向かう準備までお話しました。
続きのお話になります。
夫からの連絡を受けて、私は急いで母に子どもたちを預け、コンビニへ向かいました。
店内に入り、店員さんに事情を説明。
「夫が熱中症のようで動けず…車を一時的に置かせてください」
店員さんは驚きつつも快く了承してくださり、心配そうに外を見ていました。
トイレからふらりと出てきた夫を見て、「これは危ない」と察したのか、氷水を手渡してくださる店員さん。
私はその間に、夫の車をコンビニの一番端へ移動。中の荷物を整理しながら、対応に追われます。
夫の様子が明らかにおかしいことから、店員さんがどこかへ電話をし、「これは救急車を呼んだ方がいいですね」と判断。
その場で119に通報されました。
しかし…ここで事件勃発。
「鍵が、ない!?」
私の車の鍵が、どこを探しても見当たらないのです。
救急車が来るまであと5分。コンビニの店員さんも巻き込み、駐車場と車内を必死に捜索開始。
……見つからない。
無情にも、ピーポーピーポーと救急車が到着。
私はとりあえず夫のもとへ寄り添い、救急隊員の方々と状況説明を行います。
ひとしきりの確認が終わった頃、「鍵の件なんですが…」と再び捜索へ。
すると様子を察した救急隊員さんまでもが「え、鍵?探しましょうか」と巻き込まれ…
最終的に、夫のポケットから発見されました!WWW
「これですね!ありましたよ!」と救急隊員さんが笑顔で届けてくださり、思わず全員で感謝と笑いがこぼれた瞬間でした。
後に夫が意識を取り戻してから聞くと——
「鍵?あれ…あの時、はいって渡された気がするけど、ポケットに入れた記憶ないんだよね」
どうやら私も動転していたようで、無意識に自分の車の鍵を夫に渡していた模様。
夫は「急にポケット探られて焦ったけど、そういうことだったんだね」と言っていました。
🔁 前回の記事はこちら
▶ 次回予告
いよいよ【第3部】では、救急車から救急センター、救急センターから病院に搬送されるまでのドキュメントをお届けします。
「本当に熱中症!?それとも…!?」
……救急車を追う私は何を思ったのか?
次回もぜひご覧ください✨
コメント