ノロウイルスにかかったら何を食べる?|回復期の食事と家庭の実例【栄養士監修】

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こんにちは、tekowaです。

私は保育園で栄養士として勤務したのち、現在は保育補助としても現場に携わっています。

また、2児の母として家庭でも「感染症シーズンのリアル」に日々向き合っています。

今回は、ノロウイルス感染時の「食事ケア」について、栄養士の視点と家庭の実例をもとに、具体的に解説します。


ノロウイルスにかかると食べられない?

ノロウイルスに感染すると、強い吐き気や嘔吐・下痢があり、水も受けつけない状態になることも。
発症直後は「無理に食べさせない」ことが鉄則です。


食事の再開はいつから?【目安】

嘔吐・下痢が落ち着き、半日~1日以上経過してから

水分をしっかり摂れるようになったら、まずは一口から

⚠️ 焦って食べさせると、再嘔吐のリスクが高まります。


回復期におすすめの食事例

段階 食事例 ポイント

①脱水予防期 経口補水液、白湯、麦茶など 胃腸に刺激の少ない水分をこまめに。
②軽い回復期 柔らかいうどん、おかゆ、りんごのすりおろし 消化のよい炭水化物がベース。
③食欲回復期 野菜入りおじや、具少なめ味噌汁、バナナ 食物繊維や塩分も少しずつ追加。


🏠 わが家の実体験メモ

感染時の家庭での様子をまとめました。

家族 状況 食事の工夫 水分補給

長女(5歳): 嘔吐後はおかゆ拒否。 煮込みうどんを活用。麺類は消化が良く、だしでNa⁺補給も◎ 経口補水液+白湯を少量ずつ

夫: 長女の看病中にもらい感染…おかゆ中心(卵がゆ→野菜入りおじやと段階UP) 麦茶+経口補水液でこまめに

💡 おかゆが苦手な子には「やわらか麺+だし」で対応するのもおすすめ!


🍴 食事作りの注意点|感染予防も忘れずに

調理前後の手洗い・アルコール消毒は必須

包丁やまな板は次亜塩素酸などでしっかり消毒

盛り付け時に使う箸・スプーンも清潔に

食器類は熱湯消毒または漂白剤で処理

🍽 調理中も「感染防止」が大切!感染拡大のリスクを最小限に。


まとめ|食事は“回復のカギ”

ノロウイルスにかかったとき、「食べさせ方」や「回復期の食事」はとても重要です。

無理に食べさせない

水分から始めて徐々に慣らす

家族内でもメニューを変えて対応

衛生面の注意も忘れずに!

子どもも大人も、“食”で整えることが回復への第一歩です。


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✍️執筆・監修:しばこ(tekowa)
栄養士/介護福祉士/保育補助/幼児食マイスター
“暮らしに活きる食と衛生”をテーマに発信中!


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