【ジョブチューン】11/26放送回が大炎上!?出演シェフが謝罪する事態に…なぜ?

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こんにちは、tekowaです。お久しぶりの投稿となってしまいました。
プライベートでは11/21に女児を出産し、3歳と0歳の姉妹のママになりました!

と近況報告はこのくらいにして、今回私の気になったことについてまとめていきたいと思います。

皆さんはジョブチューンというテレビ番組をご存知でしょうか?私は普段バラエティ番組を見ないので、なんとなくタイトルを聞いたことがある程度でした。今回11/26放送回が大炎上し、出演されたシェフが自らのフェイスブックで謝罪をする事態となりました。

なぜこのような事態を招くことになったのでしょうか?

ジョブチューン概要

様々な職業の“プロフェッショナル”が、自らの“職業のヒミツをぶっちゃける”という
独自のスタイルの新型職業情報バラエティ。

「職業」には、それぞれに際立った技能や知識、能力があり、
その裏側にはそこにしかない“魅力”や“面白さ”がたくさんある。
しかし、関わりがなければ、その具体的な内容は知らないことが多い。

この番組ではその職業の知られざる一面をトークやVTRで紹介し、
さらにネプチューン、バナナマン、土田晃之ほか豪華ゲストが
素朴な疑問から普段は聞けないことまで、プロフェッショナルのヒミツに迫る。

番組紹介|TBSテレビ:ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!

11/26の放送内容

問題となったのは以下の内容です。

『ロイヤルホスト×超一流料理人』&『超一流料理人!アレンジラーメンバトル』

【超一流料理人がジャッジ! ロイヤルホスト従業員イチ押しメニューTOP10】
◇1953年、福岡のフレンチ料理店からスタートし、1971年に1号店を出店。
 昨年50周年を迎えた「ロイヤルホスト」が、ファミレス最高記録の9品合格を目指す!
◇50年以上創業者の味を守ってきた伝統メニュー「ビーフジャワカレー」
 25年以上愛されるロイホデザートの看板メニュー「ホットファッジサンデー」
 累計2600万食以上売り上げるロイヤルホストの顔!「黒×黒ハンバーグ」など、
 従業員イチ押しメニューTOP10で超一流フレンチ料理人に挑む!

2022年11月26日の放送内容|TBSテレビ:ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!

見ていただければ一目瞭然ですが、超一流料理人がロイヤルホストの従業員が一押しするメニュー10品を合格か不合格かジャッジするというもの。
この内容を見て、また番組を視聴して私が思ったこと。

  • ファミリーレストランのメニューを個人の観点で合格か不合格かにするのはいかがなものか(後で見逃し放送で見たときに、そもそもミシュランの星付き飲食店の料理人達とは違い大衆的なファミリーレストランなのでそれを比べてはいけないのではと違和感を覚えた)
  • ジャッジをするにしても酷評があり、ロイヤルホストの従業員が放送事故レベルで絶句する場面もあった。もう少し柔らかく言えないのか。星付きだから偉いのか、と感じる場面があった。

炎上した理由

一番炎上した理由となったのがロイヤルホストの従業員が一押しするメニュー10品の第4位にランクインしたパンケーキ。

創業者がアメリカではパンケーキがデザートではなく食事ということに驚き、メニューになったという昔ながらのパンケーキです。生地はシンプルですが、生地の落とす高さ、角度までこだわりゴールデンブラウンのパンケーキを実現しています。外はさくっと、中はやわらかな食感でロングセラー商品となっています。企画・開発担当の水野さんもマスターするのに5年くらいかかったというのですから驚きですよね。40年伝統を守ってきたというこのパンケーキが不合格となったことで、今回大炎上したようです。

大炎上したパンケーキの評価の時のシェフとロイホ従業員の一連のやり取りは以下のとおりです。

9年連続ミシュラン1つ星 ルカンケ 古谷壮一シェフ(以下古谷敬称略)
(パンケーキを)なんで3枚重ねているんですか?3枚でやることによって良い明確な利点はありますか?
ロイヤルホスト従業員(以下ロイホ)
アメリカが3枚重ねだったので3枚重ねで提供している
朝食として食べたときに丁度お腹が満たされる
古谷
量の問題だったら大きく焼いたほうが良い、大きく焼いても一緒だと思うのですけど
ロイホ
ホイップマーガリンを3枚に塗っていただいて付いているシロップをカットした後にかけていただいて3枚一緒に食べることによって口の中がシロップとホイップマーガリン、パンケーキの香りこの3つが合わさって1つの料理としておいしく食べられるというのが3枚重ねているもう1つの理由にある。
古谷
そしたらもう1枚1枚にバターを塗って重ねてあげたほうがお客さん的にはその味わいが伝わりやすい。
ロイホ
調理場で全部それをやってしまうと染み込みすぎて違った味わいになってしまう。その場でやるから美味しい。
4年連続ミシュラン1つ星の実績 深谷博輝シェフ(以下深谷敬称略)
家庭で焼くホットケーキとの違いはなんですか?
ロイホ
厚手の鉄板で焼くことによって温度がフライパンで焼くと生地を入れたときに温度が下がってしまいますので、うちのグリドル板のパンケーキ専用の場所がありますのでそちらの方をピカピカに磨き上げまして、そちらの焼色が出るように且つ温度が下がらないので生地がしっかり短時間でふっくら上がってくる、ここが家庭で焼くときとの差になると思います。
深谷
それは味わいに何か影響がありますか?
ロイホ
生地が膨らんできませんのでどうしても少しもったりし過ぎてしまうことと、そちらの焼色が鉄板じゃないとつけることができないと思います。
深谷
そうですかね?そうですか?
ソンブルイユ 若月稔章シェフ(以下若月敬称略)
焼き加減って大事ですよね。
ロイホ
そうですね。
若月
勿論ものすごい均等に焼けているというか、まあ焦げすぎず若すぎず綺麗ですよね。
ロイホ
はい。(おじぎ)
超一流料理人がジャッジ:不合格
食べログ4.2の名店 MOTOI 前田元(以下前田敬称略)
今パンケーキはナチュラルな方向に行っていると思うんですけど、すごくケミカルな香りがするんですよ。僕はもっと価格を上げて、生地自体の美味しさを、そしてそこに焼く技術を組み合わせていけば更に進化していくと思うんですよ。なんか古い形にこだわりすぎていて、焼くことにこだわりすぎているから、いっている方向性が1回目線を変えても良いんじゃないかなと思いますね。
深谷
なんかすごく失礼な言い方をしてしまうと、家でも焼けるんじゃないかってちょっと思ってしまった面があって。さっきフライパンで焼き目が何とかっておっしゃってましたけど。今フライパンって進化してるんで、家で焼いても大体こういう色になる。そこを推されても…みたいな。味的にはどう反映されるんだろう?先程おっしゃってましたけど3枚重なってて何が1枚と違うんだろうとか。まああと、バターとメイプルシロップと一緒に食べて欲しいのであれば中に一緒に混ぜ込んで焼いた方が風味も味わいもたつでしょうし、多分フレンチ出身ということはその技法もありますし、まあバターブリーニという手法を取り入れればきっとオペレーション上もただ混ぜるだけとは言わないですけど、混ぜて焼くだけなので大して変わらないというか。先程のビーフジャワカレーは変える必要がない、不変なものだと思うんですけど、こちら(パンケーキ)に関しては変えていった方が良いのかなと。
ロイホ従業員一同無言

私はこの発言を見て、言い方や態度が失礼だなと思いました。

特に古谷シェフと深谷シェフは言葉の端々に棘があるように感じました。
これらについて、twitterでも同じように感じている方々が多数いらっしゃいます。
一部ですがご紹介しようと思います。

特に深谷シェフに関しては、比較的若いことと、「なんかすごく失礼な言い方をしてしまうと、家でも焼けるんじゃないかってちょっと思ってしまった面があって。」のように失礼と言っている割に家でも焼けると豪語し、ロイホ側の鉄板だからこそきれいな焼き目のパンケーキが焼けるというのを真っ向から否定していることに非難が集中しているように感じます。

ロイヤルホストの従業員が一押しするメニュー10品の第4位にランクインしたパンケーキ、昔ながらの製法でこだわって一枚一枚丁寧に焼いているのに、シェフたちはとても失礼だなと思いました。

前田シェフの謝罪

Twitterでの炎上を受け、「今パンケーキはナチュラルな方向に行っていると思うんですけど、すごくケミカルな香りがするんですよ。僕はもっと価格を上げて、生地自体の美味しさを、そしてそこに焼く技術を組み合わせていけば更に進化していくと思うんですよ。なんか古い形にこだわりすぎていて、焼くことにこだわりすぎているから、いっている方向性が1回目線を変えても良いんじゃないかなと思いますね。」と評価した前田シェフが謝罪しています。

”ロイホのパンケーキ騒動”出演シェフが謝罪「同業者の料理をジャッジすること自体が間違っていた…完全に思い上がり」

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」(通称・ロイホ)のパンケーキが番組で酷評され炎上している問題で、出演したシェフが29日、フェエイスブック上で謝罪した。

出演したのはTBS系バラエティー番組「ジョブチューン」(26日放送)で、ロイホのメニューを一流料理人が食し「合格」「不合格」を評価する内容。40年来の伝統があるがパンケーキは酷評され、企画開発担当者が絶句した。

 番組で「ケミカルな香りがする」「古い形にこだわりすぎ」と指摘し「不合格」を選んだ京都のフレンチレストランのシェフ前田元さんは29日、フェイスブックで「飲食業は本当に素晴らしい業界なんだと知って欲しいと思い出演を決めました。もちろんノーギャラです」と出演経緯を明かし、シェフらは真剣に料理に向き合い、商品開発会議のような雰囲気だったと振り返った。

 また「合格、不合格の基準を、このままで文句無く美味しいか、もう少し改良すればもっと良くなるはず、というところで判断した」「香料や膨張剤の持つ香りが不自然に感じたから」と自身のコメントについて補足。「低価格であのクオリティは凄い」とたたえ、「価格が上がっても、それ以上に美味しい商品になればお客様も納得していただけるんじゃないですか?とのコメントも致しました」と放送に使われなかった部分も明かした

 さらに「よく良く考えれば、同業者の料理をジャッジすると言うこと自体が間違っていた」「全国何百店舗に同じクオリティで提供することなど、私には到底できません」と省み、「その想いが詰まった料理に合否をつけることなど、完全に思い上がりだったと痛感致しました」などと謝罪した。

 コメント欄には謝罪姿勢を称賛し激励する声の他、出演の様子に対して批判する声も寄せられた。前田さんは、その一つ一つに丁寧に返信している。

”ロイホのパンケーキ騒動”出演シェフが謝罪「同業者の料理をジャッジすること自体が間違っていた…完全に思い上がり」 (msn.com)

この謝罪を見ると、番組制作側に悪意を感じました。

なぜなら前田シェフは否定的なコメントもしましたが、低価格であのクオリティはすごい、のように讃えるコメントもしていたのにそれは全てカットされていたというからです。

もしこの編集が以下のようにされていたら、こんなにTwitterで炎上することはなかったと思うのです。

今パンケーキはナチュラルな方向に行っていると思うんですけど、すごくケミカルな香りがするんですよ。僕はもっと価格を上げて、生地自体の美味しさを、そしてそこに焼く技術を組み合わせていけば更に進化していくと思うんですよ。なんか古い形にこだわりすぎていて、焼くことにこだわりすぎているから、いっている方向性が1回目線を変えても良いんじゃないかなと思いますね。ですが、低価格であのクオリティは凄いと思います。価格が上がっても、それ以上に美味しい商品になればお客様も納得していただけるんじゃないでしょうか?

このような評価がされていたのであれば、炎上もここまでしなかったと思います。よって私は、この番組の制作側に悪意を感じました。
もしかしたら、深谷シェフや古谷シェフも、肯定的なコメントもしていたかもしれませんね。

まとめ

今回はジョブチューンという番組の超一流料理人がロイヤルホストの従業員が一押しするメニュー10品を合格か不合格かジャッジするという番組内容で炎上した理由や出演されたシェフの謝罪理由について見てきました。
炎上するような番組の構成は許しがたいですね。

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