こんにちは、tekowaです。
毎日天気がいいのは嬉しいけれど、暑い!とにかく暑い!!
娘はこの暑さでやられてしまったのか、夏風邪を引いてしまいました…早く治りますように…私や旦那は元気です!(勿論お腹の子も)
今回はこの季節に旬を迎え、美味しくなるトマトについて、調べてみました!
トマトとは
トマトはナス科トマト属の1年生果菜で、原産地アンデスの高地といわれています。16世紀になってジャガイモと共にヨーロッパに渡ったようです。当時は毒を持っていると思われていて、観賞用に過ぎなかったようですが、19世紀になって食用として広く栽培され始めたそうです。今となっては、スペイン、イタリアなど、トマトなくしては料理ができないくらいにまでなりました。
世界中には数え切れないくらい何千種類とあるようです。いま、国内で栽培されているだけでもかなり種類があります。それらを大きく分類すると下記のようになります。
◆桃色系トマト
皮が薄くて無色透明なもの。甘味があり、クセが少なく、香りも弱い。桃太郎などがこれに当たり、現在市場に出回っているものはほとんどがこの部類になります。◆赤色系トマト
皮にも色が付いていて厚いもの。酸味香り共に強く、煮崩れしにくいので、主に加工用として缶詰やケチャップ、料理用などにされることが多い。イタリアのサンマルツァーノ種などもこれになります。◆ミニトマトやマイクロトマト
ミニトマトにも真ん丸い形のものと長丸い形のものがあります。色も赤、黄があります。●あえてまだ真青なグリーントマト
トマト とまと:旬の野菜百科 (foodslink.jp)
まだ未熟なグリーンの状態で収穫したものも出回っているようです。赤みがまったく無い青々としたトマトは、それはそれで違った持ち味があり、使いようによっては面白いかもしれません。 それとは別に、グリーントマトと呼ばれる、熟しても赤くならない品種もあります。グリーンゼブラと呼ばれるものは、熟しても赤くならず、黄色と緑のまだら模様のトマトです。
皆さんはグリーントマトを見たことがありますか?私はミニトマトで食べたことがあります。果肉感がしっかりしていて、種付近のジェル状の部分が少なく、私は好きでした。ただ、少し青臭かったので好き嫌い分かれると思います。
美味しいトマトの選び方
美味しいトマトの選び方を購入前に確認できるポイントに絞ってご紹介していきます。
ヘタ
ヘタは、緑色でしおれていないピンとしたもののトマトの方が新鮮で美味しいです。畑で育っているトマトのヘタはピンとしています。収穫してから時間が経つと乾燥してしおれていきます。見た目でヘタが緑色でピンとしているものを選ぶようにしましょう。
色
トマトの色は、全体に色むらがなく均一なものが美味しいトマトです。赤いトマトに緑色の部分があればその部分はまだ完熟していないところです。トマトの赤い色素はトマトの代表的な栄養でもあるリコピンが多く含まれている証拠でもあります。最近では様々な色のトマトがありますが、どれも色むらがなく、全体的にハリがあるものが美味しいです。
形
トマトの形は傷がなく、凹凸のない丸みを帯びたものが美味しいトマトです。凸凹のトマトであれば、中に空洞があったり、ゼリー状の部分が多かったりします。均一にトマトらしい丸みのあるものが、全体に栄養も行き届いています。また、傷のあるものはトマト自体が傷を治すために栄養を使ってしまうため、美味しくないものになってしまいます。
白い筋
トマトのおしり側にうっすらと放射状の白い筋があるものが美味しいトマトです。この白い筋はスターマークと呼ばれています。スターマークは、トマトの栄養や水分を届ける維管束というもので、この筋がしっかりと見えるということは栄養や水分がお尻までいきわたっているということになります。水分を与えずにトマトを育てると、スターマークができやすいと言われています。これはトマトが必死に栄養をかき集めることで、水分で薄まらず大切な栄養だけがぎゅっと詰まって味の濃い美味しいトマトになるということです。
重さ
同じ大きさのトマトならずっしり重いものの方が美味しいです。軽いものは中が空洞であったり、ゼリー状のものが多かったりします。甘い実が詰まっているトマトは持った時にずっしりと重たいです。
トマトの上手な保存方法
保存は野菜室?チルド室?
生のトマトをおいしく食べたいときは、冷蔵庫での保存がおすすめです。トマトに適した保存温度は、10℃前後といわれています。チルド室(設定温度0~1℃)で保存すると温度が低過ぎて傷んでしまうことがあるので、野菜室(設定温度7~10℃)に入れましょう。
冷蔵保存方法のコツは?
トマトは、寒さと外部からの衝撃に弱いため、鮮度を長持ちさせるには次のような保存方法がよいでしょう。
- 1個ずつキッチンペーパーで包む
- 包んだトマトを、肉厚で傷みにくいヘタ側を下にして保存用ポリ袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
【保存の目安】
7~10日ほど
トマトが完熟していない場合の保存法
トマトがまだ青いときは、常温保存で追熟させる方法があります。
- トマトを1個ずつキッチンペーパーで包む
- 1日の気温差があまりない冷暗所で、ヘタ側を下にして保存。適温は15~25℃で、保存期間の目安は2~3日
- 完熟したら、保存用ビニール袋にキッチンペーパーごと入れて口を止め、冷蔵庫の野菜室で保存
引用:トマト保存&長持ちさせるコツ!野菜室にそのままはNG!?|カゴメ株式会社 (kagome.co.jp)
皆さんはこの保存方法、知っていましたか?私は野菜室で保存はしていたものの、キッチンペーパーに包んだり保存用ポリ袋にいちいち入れ直したり…なんてことはしてませんでした…すぐに食べきってしまう場合は良いですが、沢山頂いたときなどは試してみたいと思います!
トマトの栄養
■トマトに含まれる主な有効成分とその働き
●トマトは緑黄色野菜
ビタミンAになるβ-カロテンをやや多く含んでいます。これは、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。●トマトのリコピンとは
トマトの赤い色の元はリコピンといわれる色素です。これは、カロテンの一種ではあるのですが、β-カロテンとは違い、ビタミンAには変化しません。しかし、リコピンそのものが活性酸素を減らす働きがあるそうです。それも、β-カロテンやビタミンEの何倍もの効果があるそうです。●トマトに含まれる脂肪燃焼効果がある13-oxo-ODA
トマトの果汁成分には、脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす「13-oxo-ODA」というリノール酸が含まれている事が2012年2月に発見されました。この成分の摂取によって肝臓で脂肪燃焼に働くタンパク質が多く作られ、血糖値が低下するとの事です。●トマトは飲酒後のアルコール濃度低下に効果
トマトに含まれる栄養素と効能:旬の野菜百科 (foodslink.jp)
お酒を飲む時に一緒にトマトを食べると、血液中のアルコール濃度が3割ほど低下するという実験結果が今年2012年5月25日に発表されました。アルコールが完全に分解される時間も速くなるとの事です。この発表はカゴメとアサヒグループホールディングスの共同研究によるものです。
まとめ
今が旬のトマトについて、今回は調べてみました。実は生食で食べるトマト、私は苦手です。食べれますが食べる必要がなければ食べないって感じですね…栄養価が高いというのは、勿論テレビで見たり、勉強したりして知っていましたが、脂肪燃焼効果がある13-oxo-ODAというリノール酸の一種やお酒を飲む時に一緒にトマトを食べると、血液中のアルコール濃度が3割ほど低下するという実験結果は知りませんでした。私の自宅周辺は田舎で、職場の方の中には家庭菜園をしていたり、実家からも頂いたからおすそ分け、なんてことも多いです。鮮度が良いトマトは生が一番だと思っているので、次に頂いたり、購入したときには積極的に食べようと思いました。(缶詰のトマトや、加熱トマトは好きです!)
皆さんもこの旬の時期に是非トマトを食べてくださいね!
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