【青空レストラン】牛乳ってどんな栄養がある?乳牛にはどんな種類がいるの?

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こんにちは、tekowaです。

今日もエアコンが効いてなくて熱中症になりそうな環境の仕事場でヒーヒー言っていたtekowaです。皆さんは一週間どうお過ごしだったでしょうか?土日休みの方は一週間お疲れさまでした。我が家は家族全員土日休みなので明日明後日は晴れていれば娘と水遊びしようと思っています。

…今回は青空レストランで牛乳が取り上げられるということなので、牛乳の種類や乳牛の種類、栄養について調べていきたいと思います。

牛乳とは

もちろん、牛乳とは牛のお乳のことですよね。実は牛乳には飲用に適するお乳と適さないものがあるそうです。

搾り取ったままいっさいの処理加工を加えられていない牛乳を「生乳(せいにゅう)」という。また、ウシは分娩(ぶんべん)直後から約1年間泌乳を続けるが、分娩直後から3~5日目ぐらいまでの牛乳は、成分的にその後の牛乳と著しく異なり、殺菌などの加工に適さないので、「初乳(しょにゅう)」とよんで飲用に供さない。これに対しそれ以後の牛乳を「常乳(じょうにゅう)」とよぶ。

牛乳とは – コトバンク (kotobank.jp)

つまり、私達は牛の常乳をいただいているんですね!皆さんは知っていましたか?

牛乳の歴史

皆さんは牛乳の歴史を知っていますか?先程引用したサイトに歴史についても書かれていたので載せておきたいと思います。

白牛酪

牛乳は、羊乳、山羊(やぎ)乳、馬乳などと同様に、人類が搾乳可能な動物を家畜化したころから利用され始めたものと考えられる。紀元前2500年ころのメソポタミアのウル第1王朝期の、搾乳とその加工を示す浮彫りが発見され、また前2050年ころの古代エジプト第11王朝の彫刻も残っている。その他、牛乳の利用については古代インド神話、北欧神話などでも重要な意義をもっている。日本での牛乳飲用については、650年(白雉1)ころ中国からの渡来人善那使主(ぜんなのおみ)(別名福常)が孝徳(こうとく)天皇に牛乳を献じて和薬使主(やまとのくすしのおみ)の姓を賜り、その子孫は典薬寮において乳長上(ちちのおさのかみ)という職名を与えられたという『新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)』(815)の記録が古い。その後『大宝律令(たいほうりつりょう)』(701)や『延喜式(えんぎしき)』(927)などに、中国伝来の乳製品である蘇(そ)(酥)や酪(らく)が製造され、平安末期まで宮廷で用いられた記録がある。その後江戸中期に至るまで、牛乳や乳製品利用の記録は見当たらない。1727年(享保12)に8代将軍徳川吉宗(よしむね)が千葉県嶺岡(みねおか)(鴨川(かもがわ)市)に牧場をつくり、インドから白牛を導入して白牛酪(はくぎゅうらく)(牛乳に砂糖を加え鍋(なべ)で煮つめて型詰めし、焙炉(ほいろ)にかけて乾燥したもの)を製造し、その効用を宣伝したが、薬用として貴重品の域を出なかった。

 現代の日本の牛乳飲用は明治の文明開化とともに始まり、1863年(文久3)オランダ人から乳牛の飼育、搾乳技術を学んだ前田留吉(とめきち)が、横浜太田町に搾乳所を開いたのが日本人による最初の近代搾乳業であった。その後明治政府の洋風化政策によって、北海道をはじめとする全国各地に牛乳の利用が普及していったが、1888年(明治21)の年間1人当り消費量は116ミリリットルにすぎなかった。その後の増加も第二次世界大戦で激減したが、戦後学校給食における飲用の普及、食生活の洋風化などで大幅に消費は伸びてきている。しかし欧米諸国に比べるとその水準は低い。

牛乳とは – コトバンク (kotobank.jp)

現代の日本の牛乳飲用は明治時代に始まったんですね!そして日本の牛乳消費量は欧米諸国に比べると低いんですね。確かに欧米諸国の牛乳って、大きいボトルのイメージがありませんか?

私の海外の牛乳のイメージはこれです。この画像はアメリカのものですが日本とは全然大きさが違いますよね。やはり消費量の違いなんでしょうか?

乳牛の種類

乳牛にはお馴染みのホルスタイン種以外にも何種類かいるのをご存知ですか?

その牛乳の特徴と併せてご紹介したいと思います。

ホルスタイン種

日本で飼育されている約99%がホルスタイン種です。原産地はオランダからドイツのホルスタイン地方。体が大きく、乳房が発達し乳量が多いので、乳牛として世界中で最も多く飼われています。性格は温和でやさしく、寒さに強く暑さに弱いのが特徴です。乳脂肪率は約3.8%前後です。

ジャージー種

ジャージー種は日本ではホルスタイン種のつぎに頭数が多く、約1万頭が飼育されています。イギリス海峡ジャージー島原産で、淡い褐色で乳牛の中では小型です。ホルスタインに比べて乳量は少ないものの、約5%と乳脂肪分が高いのが特徴です。主に岡山県や熊本県で多く飼育されています。

ブラウンスイス種

ブラウンスイス種は日本では1,000頭強が飼育されています。スイス原産で、黒褐色で体は大型です。乳脂肪分は約4%でたんぱく質の含有量も高いため、バターやチーズの加工に適しています。主に北海道や九州などで飼われています。

日本にも第二次世界大戦後、アメリカから輸入されましたが、泌乳量が少ない等の理由から特徴が生かせず、当時は普及しませんでした。しかし近年になって、チーズ等の加工用に向いていることが評価され、飼養頭数は増えてきています。

他にも種類はいますが、主に日本で飼育されているのはこの3種類のようです。

引用:乳牛の種類 | findNew 牛乳乳製品の知識 (j-milk.jp)

牛乳の栄養

最後に、牛乳の栄養についてまとめて終わりにしたいと思います。

牛乳は各種の栄養素がバランス良く含まれるため「準完全栄養食品」と言われています。

その中でも代表的な栄養素はたんぱく質、ビタミンB群、カルシウムで、効能は以下の通りです。

牛乳でたんぱく質を手軽に摂取
牛乳はコップ1杯(200ml)で6.6gのたんぱく質を含み、これは完全栄養食品と呼ばれる卵1個分(50g)とほぼ同じです。

たんぱく質は、筋肉や臓器のなど体を構成する主要な成分であり、ホルモンや免疫物質の材料にもなるなど様々な機能を担っています。

つまりたんぱく質は、私たちが生きていく上で欠かせない栄養素です。

参考までに、牛乳に含まれるたんぱく質の中でも一番多く含まれているカゼインは、免疫系の調節に関わっています。

ビタミンB群が豊富
牛乳には様々なビタミンが含まれますが、特に多く含まれるのはビタミンB2とビタミンB12です。

ビタミンB2は皮膚や粘膜の機能を正常に保つ役割を持つため、不足すると口内炎や角膜炎などを起こす恐れがあります。

また、ビタミンB12は赤血球の合成に関与しているため、不足すると造血作用がうまく働かなくなり貧血になる可能性があります。

ちなみに牛乳コップ1杯のビタミンB2、B12量は、成人女性が1日に摂りたい量の1/4です。

牛乳の代表的な栄養素と言えばカルシウム
カルシウムは骨や歯の主要な構成成分ですので、不足状態が長く続くと骨粗しょう症が起こりやすくなります。

さらに、神経興奮の抑制や筋肉の収縮などにも関与している栄養素です。

参考までに牛乳をコップ1杯飲むと、成人女性が1日に摂りたいカルシウム量の1/3を補えます。

牛乳の栄養を徹底解説~メリット・デメリットまで詳しくお伝えします~ | H2株式会社 (health2sync.com)

まとめ

いかがでしたか?今では日本人に身近な牛乳。栄養豊富なのは知っていましたが、海外諸国ではかなり昔から飲用や加工用として乳牛を家畜化していたのは驚きでした。また、日本でも意外と古くから加工品を作っていたのには驚きでしたね。

私は田舎に住んでいるので、ジャージー種やブラウンスイス種を見たことがあります。ホルスタインと違って茶色だったり黒褐色で、初めて見たときには新鮮でした。(家の割と近くにホルスタイン・ジャージー・ブラウンスイスを飼っている農場があります。)夫が変わった種類の牛乳を飲むのが好きで、私も一口もらってジャージーとブラウンスイスの牛乳を飲んだことがあるのですが、ホルスタインの牛乳とは一味違ってこれはこれで美味しかったです。皆さんも機会があれば飲んでみてください。

牛乳は栄養豊富ですが、アレルギーのる方や、乳糖不耐症の方は摂取をお控えくださいね。特にアレルギーは摂取し続ければ治るというものではありませんので。乳糖不耐症の方も、栄養があるからと無理して飲んでお腹を壊しては意味がありません。あくまで美味しく苦にならない程度に飲用しましょう!

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